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2008年1月30日 (水)

エリツィンとタマタマ

  欧州の有名なウォッチ・メーカーの日本支社長をしていた友人がいた。本社への出張から帰国したばかりの彼と、食事をしたのだが、その時、「いやあ、怖かったよー。本社の社長と一対一で会議室で話し合いをするんだけど、売り上げがはかばかしくない、やる気はあるのか、といってテーブルをバーンと叩くんだ。はい、すいません、次年度は頑張りますから、と低頭すると、社長がすーっと近づいてきて隣に座って、いきなりテーブルの下に手を伸ばしてきたかと思うと、僕のタマタマをぎゅーっと握るんだよ。おまえ、ほんとにやるんだろうな、ってね。震え上がるよ。ほんとに怖いよ、これは」
  40代の日本支社長は、その感触を思い出してまた身震いするのだった。名前を書けばみんなが知っているそのウォッチ・メーカーの本社社長はユダヤ人だと聞いたが、本当にいい大人がそんなことをするんだろうか、セクハラだかパワハラだかよくわからないが、なんの意味があるんだろうか。私にはとてもそんなことはできないなあ、とその時に思った。想像してみてください、そんなに親しくない男のタマタマ、握れますか? いや、親しくなったら、なおのこと握れませんわね、そんなもの。
  と思っていたら、前にも書いた、佐藤優の「インテリジェンス人間論」(新潮社)の中にこんなことが書いてあって、大いに驚いた。
  エリツィンが大統領だったころ、その周囲ではサウナパーティーが重要な意味をもっていた。一昔前の日本の料亭政治のように重要事項はサウナで決められていたというのだ。エリツィン大統領に会いに行く時の総理・橋本龍太郎に、佐藤優氏が、サウナでの振舞い方を教示するくだりを引用する。
<佐藤 サウナでは白樺の枝で背中を叩きます。酔いが回るとエリツィンは変なところを突っついてくるかもしれません。それから、ロシア人は男同士でキスをします。キスは3回します。右頬、左頬、最後は唇です。
橋本 男同士でキスをするのは気持ち悪いな。
鈴木(宗男) 総理、ここは国益です。それにロシア人は、ほんとうの同志だということになるとアソコを握ってきます。これも「ああ気持ちがいい」といって是非受けてください。
 橋本氏は嫌な顔をして聞いている。鈴木氏の説明に誇張はない。私もロシアの政治家とサウナに入り、イチモツを握り合って約束をしたことが何回かある。旧約聖書にも「手をわたしの腿の間に入れ、天の神、地の神である主にかけて誓いなさい」(「創世記」第二十四章二-三節)と書いてあるので、古代の誓いの伝統がロシアには残っているのだろう。>(P38-39)
  本当なのだろうか。古代からの誓いの儀式なのだろうか。そうだとすれば、先の社長の振る舞いもなんとなく分かるのだが。どなたか、このタマタマ握りの真相についてご存知の方は是非ご教示いただきたい。

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