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2008年7月29日 (火)

Pで「大人のおもちゃ」を売っている!?

  

    ライターの森綾さんと、青山の「鰻割烹 伊豆榮」という、鰻屋さんで会食をする。このお店には、ストレートに「伊豆榮」とは名乗りにくい、いわく言い難い事情があるようなのだが、いわく言い難い話なのでここではパス。

  森さんには、しばらく前に、例のアンテプリマの「お尻バッグ」のプロモーションをお願いし、ご自身のブログで紹介していただいたり、GREEにて映像を開陳していただいたりしたので、そのお礼にお食事でも、ということになったのである。森さんも私も関西人なので、最初から関西人テンションで話ははずむ。

「あんた、なにゆうてんねん、あほちゃうか、ガハハハハ」
  

    の連続である。周囲のお客さんはさぞかしうるさかったに違いない。と、そこに、森さんの友人の、Yさんが乱入。Yさんも関西出身で、森さんの2倍はテンションが高い女性なので、あたりの関西気圧は50ヘクトパスカルくらい上昇。いけいけどんどんと話題はヒートアップ。しかし、いわく言い難い話ばかりなのでちょっと書くことがためらわれる。

  が、ためらってばかりだと、話がつまらないだろうから、すこしご披露しておきたい。ただ、以下に記すのはあくまで伝聞である。私がこの目でしかと確認したわけではない。Yさんが語るYさんの体験談であることを最初にお断りしておきたい。

  イタリアの有名な、聞けば誰でも知っているラグジュアリー・ブランドPにまつわる話である。

  そのPの銀座店の地階にはアイデンティファイカードを利用しないと入れない、VIPルームが用意されているらしい。赤い絨毯が敷き詰められ、立派なソファが用意されていて、初めて足を踏み入れるといささか緊張してしまうらしい。その壁面は高価そうな書棚になっていて、おしゃれな洋書などが展示されているのだが、その壁面を押すと、ぐるりと回転して奥の秘密の部屋が現れる仕掛けになっている。

「そこにな、あんねん、SMのグッズが。目隠しとか、手を縛るやつとか。そいで、そこに大人のおもちゃもあって、そう、女性用のローターみたいなやつ、その根元の方にPのブランド名がついてて、その3点がセットになってるねん。ほかにもいろいろSMグッズがあったでえ。鞭とかな。値段? そんな高ないで、3万とか4万とかちゃうかな。その3点セットがきれいなペンシルケースみたいもんに入ってんねん」

  Pで「大人のおもちゃ」が販売されている!?

   もちろん、一般に売り出しているわけではなく、ごく少数のVIP顧客に対して行っているのだろうから、噂にもならない。マスコミにも流れない。ごくごく少数の、その手のご趣味をお持ちの方がたの間で密かに話題になっている、というのである。森さんいわく、

「Pだけじゃなくて、フランスの有名なブランドDでも同様の商品を扱っているらしいよ」

  森さんの名誉のために言っておくと、これも伝聞である。森さんがその種のご趣味をお持ちであるとほのめかしたいわけではない。その話を引き取って、Yさんが、

「六本木ミッドタウンに入っている有名なセレクトショップRでも、大人のおもちゃ、売ってるよ。売り場に行ってよー見てみ、置いてあるから」

  まあ、わざわざ確認しに行く気はないが、そうであってもちっともおかしくないだろうなと思う。この夜に森さんがしきりに主張していた持論に、
「人は年収が3000万円を超えると、通常ではない性的趣味を持ち始める」
  という、どういう見聞、体験から導き出されたものなのか、ちょっとお聞きしにくいものがあったが、確かに欧州の超富裕層の間には必ずといっていいほど、退廃的で糜爛しきった性的趣味が瀰漫している。歴史的にもそうだし、文学や映画に接してもそのことはすぐに分かる。だから、PやDが性的なグッズを販売していたとしても驚くにはあたらない。

  というより、ラグジュアリー・ブランドの本質はそこにあるのだろうと思う。
    一般庶民には思いも付かないような「快楽」を、ごく少数の方がたに、それなりの「対価」でご提供申し上げることを、ラグジュアリー・ブランドはその使命としているからである。

   そのような文脈で考えれば、私めの「お尻バッグ」の存在の必然性も、皆様方にすんなり飲み込んでいただけるのではなかろうか。

    え? 飲み込めない?

  

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