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2008年7月 9日 (水)

T-BACKと肛門とうなぎ

 夕暮れ時、会社から外に出ると、しっとりと重い空気があたりにたちこめている。その湿気た千代田区界隈の空気の中に、ひっそりと、磯の匂いが漂っている。ああ、海の匂いだ、と思う。この季節になると、今日のように、夕暮れ時に吹く海風のせいか、街がとても磯臭くなることがある。

  東京は港町なのだなあ、と実感させられる。普段、東京が港町であるなどという感覚は全くないのに。そういえば、東京は「江戸」であった。「江」の「戸」なのだから、港町そのものといえば、その通りである。

  おっといけない。そんな風雅なことを書きたくてこのブログを始めたわけではなかったのだ。とりあえず、円周率の話である。どのようにして円周率は求められるのか、どなたかご存知の方がいらっしゃったらお教え願いたい、という話を前項で書いたのだが、反応ゼロ。だーれも興味ないんだね。そんなことは。だーれも不思議にも思わないんだね、円周率。まあ、知らなくとも、日常生活にはなんの支障もないからね。

  仕方ないので、自力で「円周率の求め方」を調べてみた。調べるといってもググるだけだけど。すると出てくる出てくる、こんなにいろんな求め方があるのかと驚かされる。

  π/4=arctan1の級数展開。ツェータ関数を用いる方法。ガウス・ルジャンドルの公式。ボールウェインの2次の収束の公式。正n角形の面積から求める方法。モンテカルロ法、などなど。はっきり言おう。自慢じゃないけど、さっぱり分からん。分かったことは方法はいっぱいある、ということだけであった。
 
  その中でも微笑ましかったのは、ボール紙にコンパスで円を描き、それをはさみで切り抜いて、中心に穴を開け、そこに細い棒を通して、円周を画用紙の上で転がす。そうして転がった距離を物差しで計って、それを直径で割るというもの。原始的な方法だが、意外と誤差が少ないらしい。この方法なら、私は実によく理解できる。その他は、残念ながら、自力での理解はあきらめた。
 
  おっといけない。そんな辛気臭い話を書きたくて書き始めたのではなかった。アンテプリマの「T-BACKワイヤー」である。いったいそりゃなんの話なんだい、という方は、7月1日の項をご覧いただきたい。さてところで、このブログをお読みのあなた、T-BACKのルーツをご存知か? 
 
  私は、そのルーツを知って腰を抜かしたのである。どうしてそんなもののルーツを調べようとしたのか、などとは聞かないでほしい。何かを調べていた拍子に思わず出くわしてしまったのだ。なんでも、そもそもは、ブラジルの先住民がアマゾン川で漁をする際にカンディルと呼ばれるうなぎの一種が肛門から侵入することを防止するために穿いていたふんどしのようなものが、そのルーツだというのである。
 
 肛門にうなぎ!!!!
  
  うなぎといえば、土用のうなぎ、である。蒲焼である。あのうなぎが、お尻の穴に入ってくるなんてことがあるのだろうか。にわかには信じられないことである。ぐっと下腹に力を入れて漁をしていたら、そんなものは入ってこないのではないか、と思うのだが、カンディルといううなぎはそんな生易しいものではないようなのである。

  ウィキペディアによると、

<カンディルは他の大型魚のエラから侵入して吸血したり、肉を食いちぎりながら体内に侵入する性質がある。魚のエラのアンモニアに反応するため、人間の尿道や膣などから内部に侵入すると言われ生息地で恐れられている。体内にカンディルが侵入した場合、感染症などによって生命を落とすこともあり、摘出するために切開が必要である。このため、現地では毒針を持つ淡水エイと並び恐れられている。なお、エラに侵入せず直接他の生きた魚や死魚の肉を食い破る種類や、砂の中の微生物を食べるおとなしい種類のカンディルも存在する。>

  そりゃまあ、アマゾンの先住民の方々も、必死の思いで、ふんどしをきつく締めただろうことは想像に難くない。つまり、今日では、色っぽい下着としてT-BACKは認知されているけれど、実際は、生きるか死ぬかのぎりぎりの、本当の勝負下着だったのである。

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