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2008年12月31日 (水)

大晦日の夜はカニ鍋である

 

   焚き火仕事はひと休みして、本日は早朝より、家から車で5分のところにあるラ・グレースGCでゴルフ。2008年のラウンドおさめを、仕事仲間のまっちゃんを呼び出して果たす。午前中より雨やあられが舞い、風が強くかなり寒い。まっちゃんは小学生みたいに鼻の穴の下に鼻水を垂らしている。が、寒くて垂れていることが分かっていないのである。それなのにもうすぐ50歳なのである。そんなだらしない形相で、アイアンを失敗したりするとぎゃああああ、と叫びを上げる。横で見ているのは結構楽しい。

 12月13日のゴルフ馬鹿の会の忘年ゴルフで腰を痛めて以来、クラブを握っていなかったのでスコアはさっぱり。ゴルフはやっぱり日常的にスイングをしていないとだめなスポーツだと実感する。

  ゴルフから帰って、またもや畑で焚き火をしていると、離れの建築を頼んでいるM氏が年末の挨拶にやってくる。そして面白いところがあるから、一緒に見に行かないかと誘ってくる。                                       「ここから車で20分くらいのところにある山の中に、直径が6メートルほどの樅の木があるんだけど、ある人がその樅の木が自分を呼んでいると言って、そのそばに小屋を建てたんです。ムーンロッジって言うんだけど。水道もガスも電気もトイレもない小屋。普段は大阪に住んで、木の彫刻を彫ったりしている人なんだけど、ときどきその山にやってきてはロッジに泊まってその巨木を見ている。見に行きません? その樅の木」

  面白そうなので妹を誘って、見に行く。車で山道をうねうねし、最後には対向車が来てもすれ違えない細い道を登っていくと突然開けた土地が現れ、その横の道を登っていくと、あったあ、見たこともない巨大な樅の木が。なんでも樹齢300年ほどだという。信じられない光景である。まだ、こんなものが残っていたのかと驚く。ほとんど宮崎アニメの世界である。

  その後、スーパーに行って、晩ごはんの材料を買う。こんばんは鍋である。北海道から届いたばかりのカニとカキとタラ。簡易コンロを用意し、台所に近い4畳半の部屋のコタツの上で食べる。この場所で食事をするのはおそらく20年ぶりぐらいのことである。かつては家族全員(といっても5人だが)がこのこたつに足を突っ込み食事を共にしていたが、20年前に父が亡くなってから、その習慣もなくなり、母親は一人作業机の上でささやかな食事を食べていた。そのせいか、最近ではとても食が細くなっていた。

 しかし、今晩は違った。母は、なんだか子供のようにはしゃいで、おいしいおいしいとつぶやきながら、普段の3倍は食べるのだった。その様子を見つめながら、ああ、よかった、よかったと、ほっこりした気持ちが、心の奥底から湧き上がってくるのが、くっきりと分かった。 

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