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2008年12月11日 (木)

トンカツ屋で受難

 「昭和の感傷」からちょっとはずれて、番外編。

  昨日、銀座・数寄屋橋にあるビルの地下にあるトンカツ屋に入った。ある人に、「みんな知らないけど、あそこはおいしいよ」と教えられたからである。午前11時10分、誰もいない店にふらりと入ってランチのとんかつを注文。ごはん、豚汁、漬物、とんかつが出てきた。「豚汁、お熱いのでご注意下さい」。そうか、表面に油が浮いていて無茶苦茶熱くなってるんだろうな、と思いながらフーフーしてそーっとすすったら、「ぬるーーーーーー!」。なんだよー、冷たいじゃないかよー、浮いてるお揚げさんなんか、こりゃ生じゃねえかよー。当然、ぬるいと突っ返したところ、カウンターの中にいる料理人が「え、ぬるい?」と言いつつ右手の人差し指を鍋の中に突っ込んで、温度を確認している。あちゃー、えらいとこに入っちゃったなあ、と思いつつとんかつをがりがり食っていたら、調理場のその若いのが、ステンレスの机の上に積み重ねられた皿をためつすがめつしながら、「おっかしいなー」と言うと、老眼鏡をかけて豚肉をとんとん叩いている年かさの男を手招きで呼び寄せると、「えらい、皿が汚いんだよ。これ、アレじゃねえか?」と小声でささやく。ひそひそ声だけど、そういうものにおいらはいたく敏感なんだよ。聴き取っちゃうんだよ。普段はよく聞こえない耳なんだけど。「え? アレか? どれどれ・・・・・。うーーん、まずいなあ・・・・」と年かさのオヤジ。「汚れてるよ、ほら」。
こそこそした動作と声が、ひどく気になるんですけど・・・・。アレって、ひょっとしてアレのことか? と思いつつ、とんかつを食べる意欲が急速に減退していく。アレって、お前、ねずみのことだろ。夜中にねずみちゃんが駆けずり回って、皿の上でうんこでもしっちゃったんじゃないのか。それとも、ねずみちゃんのよだれでもついてんのか? まずいとこ、入っちゃたなあ、と再び思いつつ、できるだけお皿に直接接していないキャベツやとんかつの衣の中の豚肉を選び食いし、ごはんもどんぶりに直接接していないごはんのみをおそるそおる食べる。若い調理人は汚れた皿を洗う風でもなく、手でしゅっしゅっとぬぐうや、元に戻して知らぬ顔である。全く、とんでもないトンカツ屋に入っちゃった。冗談じゃねーよ、このやろー。

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