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2009年3月18日 (水)

ジル・サンダー、ユニクロを手がける

  昨夜、フォーシズンズ椿山荘で行われた、ユニクロの懇親会に出かける。いったい何事なんだろう、と思って会場に足を踏み入れると、そこには柳井会長と、デザイナーのジル・サンダーさんの姿があった。

   なんと、ジル・サンダーさんがユニクロ商品のデザインを手がけることになったんだという。こりゃまた、凄い話である。

  今はもうブランドを売り払ってしまったので、「ジル・サンダー」は彼女の名前を冠してはいるけれど、もはや彼女のブランドではない。彼女が自身でデザインしていた頃の「ジル・サンダー」は上質で上品で、かつ高価な洋服であった。

  私も何着かスーツを持っていたが、最高の素材に最高の着心地で、それはもう素晴らしいものだったのだが、その彼女がユニクロという「大衆商品」のデザインにチャレンジするのである。いったいどういうものが出来上がるのか、大いに愉しみである。

  発売されたら、すぐに買いに行こうと思う。ジルはこんなメッセージを残している。

<ファッションの世界に再び関わるようになる機会はこれまでにも何度もありました。しかし完璧主義な私は、その都度慎重にならざるを得ませんでした。今回のユニクロからのオファーには大変驚きましたが、私が新しいスタートを切る良い機会になるものと思いました。私が探していたのは、斬新でゼロからのスタートができる場です。私の才能や経験のすべてが必要とされる場を探していたのです。(・・・・・)

  私がこれまでずっとこだわってきたのは、クオリティとピュアネス。こうした私がこだわってきた価値観を新しい世界で服として具現化することを楽しみにしています。シンプルかつパーフェクトで誇りを高められるようなスタイル、具体的にはベーシックで体にフィットし、知性が感じられるようなファッションを提案したいと思っています。>

  楽しみである。これでますます、ユニクロの一人勝ち路線は強化されるだろう。昨今は「いかに自分には知性がないか」を誇示するファッションが隆盛を極めているから、そこにどのようにして一石が投じられるのかが、大いに興味のわくところである。

  帰りに、市ヶ谷の「ちたや」によって「味噌煮込みうどん、しめじ入り」を食べてから、総武線に乗る。中吊り広告に「2016年 東京オリンピック招致」のワイド広告が貼ってあったが、その文章の何たる悪文。コピーしてこなかったからここに紹介できないが、この程度のオツムでオリンピックを招致するんならば、そうしないほうが国益にかなうのでないかと思う。

  今朝、クルマの中でNHKの「ラジオ・ビタミン」を聴く。ゲストとして宮嶋茂樹氏が出ていて驚く。で、不肖・宮嶋が何を思ったか、「曲のリクエストは?」と聞かれて、「旧ソ連邦の国歌」のレコードを持参し、それをかけさせていたのに驚愕する。午前中のNHKでそんなものを流したのは宮嶋を嚆矢とするであろう。

  村上信夫アナウンサーに「不肖、というのは誰がつけたんですか?」と聞かれた不肖・宮嶋、「ああ、それは20年前に・・・」と答えていたが、そうか、もう20年にもなるのかと感慨ひとしお。名づけたのは私であった。

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コメント

どんなにかビッグニュースで嬉しいかな。ユニクロとジルサンダー!私も一時はジルサンダーばかりでありました。知性が・・そしてシルエットが最優先でした。素材も軽く^^^^^^嬉しい

投稿: cocoseri | 2009年4月13日 (月) 09時39分

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