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2009年8月11日 (火)

おじさん化のメルクマール

  

     男はいつから「おじさん」になるのか?


  興味深いテーマである。歳とった男たちは、全員が自分だけは「おじさん」ではない、と盲信してやまない。「髪の毛は乏しくなったけど、ハートは高校3年生のままだもんね」、と妄言を弄して恥じるところがない。
  まあ、この「恥じるところがない」というのもおじさん化の一兆候ではあるのだが・・・。

  ある昼休み、会社のおじさん連中と食事に行った先で、おじさん話に花が咲いた。

「あのさ、さっき君、<目方>って言わなかった? <目方>なんて今時誰も言わないよ」
「じゃあ、なんていうんだよ」
「<体重>に決まってるだろうが」
「そうか、そうなのか。確かにこの前、ハンガーのことを<衣紋かけ>と言って、若い女の子に笑われたな」
「うーん、確かに、それはおじさん言葉だな。これを言ったらおじさんだというおじさん言葉って、他にはどなものがあるかな?」
「パンティ!」
「えっ、パンティはおじさん言葉なのか?」
「そりゃそうだろう。今はブラとショーツだ」
「なんでお前がそんなこと、知ってんだよ」
「なんでだろうねえ・・・」

「散髪屋さん!」
「え、それもおじさん言葉なの? じゃあ、なんて言うのよ?」
「床屋でしょ」
「床屋? 床屋ってその方が、おじさんだろうが。江戸時代じゃないんだぜ」
「理髪店でしょ」
「そんなこと言うやつはいない!」
「でも、パーマ屋さんって言わない?」
「パーマ屋さん? うーん、美容院じゃないの?」
「でも、<今、お母さんはパーマ屋さんに行ってて留守です>って言わない?」
「言わない!」
「あと、デパートのことを百貨店って呼んで、おれは馬鹿にされた」
「<この前、ちゃんねえとワイハに行って、フーゴルしたんだけど、そのちゃんねえがデパガでさあ>なんて言ってたらおじさんだな」
「そんなシーラカンスみたいなやつはもういないだろう」
「TBSあたりにいるんじゃないかな」

  こんなことをいつまでも喋ってるのがおじさんなのかも。

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