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2010年1月 1日 (金)

2009年12月31日600キロを6時間で走る

    2009年12月31日、午前3時に起床。歯も磨かずに顔だけ洗って、アウディA4 AVANTに乗り込み、環八から東名に乗り込む。午前4時までにETCでゲートをくぐれば、高速代金が半額になるという話を誰かから吹き込まれ、それを信じての早起きだったのである。

    午前3時というのははっきりいって真夜中である。月(満月に見える)がずーと夜空にあった。アクセルを踏めるだけ踏んで、抜けるものはすべて抜く、という気構えでバンバン走る。平均速度140キロくらい(自分の感覚では)、瞬間最高速度180キロくらいでひたすら走る。

    ことによると、どこかの赤外線カメラで捕捉されているかもしれない。しかし、ハンドルを握って夜の暗闇の中を鬼のように走っているときには、そんなことはどうでも良い、と思うくらいに人格が豹変してしまっている。恐ろしいことである。

    東名は世田谷から乗り込むあたりは立派な高速道路だが、途中は2車線になり安っぽい作りになっている。昔の日本はつくづく貧しかったのだと思う。日本の幹線高速道がこの程度なのか、と思って乗るたびに暗然とする。

    東名から伊勢湾道路に入ると驚く。こちらはまだ日本が豊かだったときに作ったものなのだなあ(実際は知らないが)という感慨を抱かされる。こんなのが東京から続いていたら運転も楽だろうなあと思う。

    300キロほど走ってから1回目の休憩。苅谷SAにクルマを入れるがレストランもまだ開いていないので、コンビニで肉まんとおにぎり2個を買って車中で食べ、すぐに出発。約15分ほどしか休息していない。

    三重県の亀山(アクオスで有名になった)から国道に下りるころに、アラレがぱらぱらとふりかかりフロンとガラスにぱちぱちと当たる。路面に転がったアラレが風に吹かれてさーっと流れていく。見たことのない光景である。

    北風が強い。車体が左右に流される。恐ろしい。しかし、黙々と走る。制限速度60キロなのに120キロは出ている。天理から再び高速に乗り、松原から和歌山方面へ。

    和歌山へ入ると1車線になる。和歌山は「近畿のおまけ」だからまあ、仕方ないか。

  午前9時15分に御坊ICを降りる。約600キロ、6時間。よく走った。御坊のオークワで今晩の鍋の食材を買う。母親の好物のカニを買う。ついでにタラとカキも買う。水産物売り場のおやじに「どのカニが一番うまいのか。値段は問わない」と尋ねると、いろいろと教えてくれる。

「カキは生食用と加熱用があるけれど、鍋にするときには必ず加熱用を買ったほうがいいよ。その方がおいしい。生食用は必ず48時間流水で洗うこと、という規則があって、そうすると旨みも一緒に流れてしまう。加熱用は24時間でいいから、まだましなんだよ」

  まだまだ、世の中には知らないことが多い。

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コメント

貴兄のブログいつも興味深く拝読しています。小生もタツラーで貴兄のブログに辿り着いたのですが、貴兄が同県人でしかもシベリア鉄道の旅の年代から同世代かなとも思います。これからも楽しいブログ宜しくお願いします。

投稿: 和歌山県人 | 2010年1月 2日 (土) 21時51分

コメントをありがとうございました。お察しの通り、私も和歌山県人です。中学(日高郡印南町の切目川中学)、高校(日高)と思春期を日高郡で過し、卒業後、東京に出て(1971年)、以来ずっと東京暮らしです。ブログというものに出会い、日々のよしなし事を書き綴るのにはうってつけとばかり、好きなことを書きなぐっています。お目通しいただき、光栄です。

投稿: 和歌山県人さま 路傍より | 2010年1月 3日 (日) 10時16分

早速ご返事下さいましてありがとうございます。私は紀南で生まれ育ち和歌山市内の高校を経て昭和49年に東京に出ました。現在は大阪暮らしです。切目川と言えば辻原登さんのご出身地でもありますよね。これからもどうぞ宜しくお願いします。

投稿: 和歌山県人 | 2010年1月 3日 (日) 11時02分

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